どんなやりがいやメリットがあるの?

どんなやりがいやメリットがあるの?

訪問入浴は「医療」ではなく「介護」に該当するため、「看護師としてのやりがいが見出せないのではないか」と思うかもしれませんがそんなことはありません。高度な医療行為はないものの、看護師の技術や知識を介護現場で十分に発揮ができる、というやりがいがあります。

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訪問入浴で看護師として働くやりがい

寝たきりなどで自力での入浴が難しい人を対象とした訪問入浴のやりがいは、お年寄りの気持ちに寄り添いながら「気持ちよくお風呂に入りたい」という願いを叶えることができる、ということです。病院などは忙しさが先行してしまうため一人ひとりに時間を割いて向き合うことはなかなかできませんが、訪問入浴はその人だけに専念できるので回数を重ねるごとに信頼関係を深めていくことができますし、楽しみに待っていてくれている、という喜びも感じられます。
医師が同行していないため看護師の判断が重要となり、責任やプレッシャーを感じてしまうかもしれませんが「自分がしっかりしなければ」という意欲もわいてくるので、マイナスばかりではありません。
また、訪問入浴は看護師が主導となって実践できるサービスなので、介護の現場では立場が弱い看護師も自分の知識や技術を存分に発揮できます。

魅力はコミュニケーションが密に取れること

訪問入浴は巡回するお年寄りが決まっているため、患者さんが目まぐるしく変わるような急性期病棟に比べてお年寄りやご家族とゆっくりと向き合うことができます。体力面での大変さはありますが、お風呂に入って嬉しそうな顔を浮かべているお年寄りを見たり、お年寄りやご家族から直接感謝されたりする喜びが大変さを上回るため、モチベーションのアップにもつながります。

基本的に残業がない

滞在時間は長くても1時間程度です。1日に何軒か回りますが、訪問時間は決まっているため緊急対応などよっぽどのことがない限り残業にはなりません。看護師は多忙で残業が多いと思われているので、「残業がない」というところに大きな魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。

高度な処置が必要な事態に対応することがない

訪問入浴はお年寄りの自宅に訪問する際に看護師を必ず1人含めなければならない、と決められていますが、バイタルサインなどの健康状態を確認する以上の医療行為は認められていないため、病院のように高度な処置を必要とする人に対応することはほとんどありません。

空いた時間を有効利用できる

訪問入浴の求人は週に一回や単発のものが多いので、休日や病院勤務の合間に働いている人もいます。病院に比べて月給や時給は低めになってしまいますが、高度な医療行為を行うこともなく実際の入浴の実務は介護スタッフが担当するため、看護師にかかる負荷が重くないため、長いブランクがある人や正社員以外の働き方を探している人におすすめです。

訪問看護に興味がある方へ

当サイト「看護師のための訪問入浴ガイド」をご覧いただきありがとうございます。このサイトでは訪問入浴の概要を紹介しながらスタッフの一人として働く看護師の役割ややりがいをまとめています。ブランク明けの復職にピッタリなので復職明けの仕事探しに悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

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